なかま集会

2022年9月30日 11時38分

 今日は、なかま集会の日でした。
 金二小の子どもたちがもっともっとお互いを大切にし合えるすばらしい仲間になるための取組です。


 集会では、最初に「いじめSTOP愛顔の子ども会議」に参加したメンバーからの報告がありました。

 続いて4年生が、学校生活の中にある課題を見つめて作った手作りの人権劇を上演しました。


 
 4年生は、2学期に入ってからずっと、「自分たちの提案をきっかけに、全校のみんなにしっかり考えてもらいたい」という思いで劇の練習に取り組んでいました。セリフを言う人だけではなく、道具を運ぶ人などクラス全員が一つになって、今の自分ができる精いっぱいを見せてくれました。
 大きな声で堂々と演じる4年生に、全校のみんなの真剣な視線が注がれます。全校のその真剣な空気が、演じる4年生をしっかりと支えていました。

 劇の後は、近くの人と小さな声で感じたことを話し合います。自分の意見を積極的に話し合っていました。


 その後は、全校で意見交換です。勇気を出して手を挙げ、感じたことを一生懸命発表していました。

 最後に、校長先生のお話です。校長先生の方に体を向けてしっかり聞く姿からは、この集会で大切なことを学んだ皆さんの成長が感じられました。

 教室に帰ってからは、各学級でもう一度、なかま集会で学んだことを話し合いました。
 6年生は、休み時間も返上で夢中になって意見を出し合い、お互いの意見に「なるほど!」「いや、僕ならこうする」などの声を上げながら、出された意見で黒板がいっぱいになるまで話し合いを続けていました。

 

 金二小の子どもたちは、6年間同じクラスで過ごします。毎日一緒に過ごす中で、お互いのことをよく知り、分かり合っています。
 でも、お互いのことを分かりすぎていると、時には相手のことを「こんな子だ」と決めつけてしまったり、気心の知れた相手に甘えて、つい言いすぎてしまったりすることもあります。
 「相手のいいところを見つけられる人になりたいな」
 劇の中のセリフにあったように、毎日お互いのすてきなところを見つけ合い、認め合っていけるよう、これからも人権・同和教育に取り組んでいきます。